ヨゾラノムコウ
2002年7月8日父は始め大部屋に入院してました
いろんな病気の人がいます
みんないい尽くせないくらい不安だと思います
父は肺ガンだったので 咳がひどかったです
タンがからんだ ゴホンゴホンって
ひどい咳をしました
ある日 同じ部屋の人に言われたそうです
『あんたの 咳がうるさくて眠れない』
『あんたの咳は 病院中に響くくらいうるさい』って
そう言われた父は・・
冬なのに病院の外にあるプレハブで建てられた喫煙室に一晩中いたそうです
そこには ストーブもありません
この話を聞いたときは 正直言って
病院って 入院するって みんなストレスのたまり場だから その人も夜寝れなくてイライラしたんだろうと思いました。
腹が立つよりも 夜中、寒い中
吸ってはいけない タバコ吸いながら
どんな思いで父が そこにいたのか
辛かっただろうなって
家に帰りたかっただろうなって
今でも 涙が出てきます
でも その人を恨んでる訳じゃありません
だってその人もきっと 辛かったんだろうから
それから 個室にうつりました
個室は プライバシーがあります
電話 TV 小さなイスもありました
家からデッキを持って行って 音楽も聞けます
その頃聞いた ユーミンはもう聞きたくないです
山笠が始まって 街はにぎやかでした
山笠が始まると 思いだします
辛かったことを たくさん・・・
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